車のコーティング|ポリマー加工の施工の流れ
- コーティングの施工工程は主に下地処理とポリマーの塗りこみ
- があり、重要で手間がかかるのが下地処理となっています。
- 作業工程はどのポリマーでも大きな違いはありませんが、
- ガラス系のポリマーはより手間がかかる工程が多くなっています。
ポリマー加工の施工の流れ
一般的なポリマー加工の施工の流れを紹介いたします。
大きく分けてポリマー施工は下地処理と液剤の塗り込みという工程に分かれます。
ポリマー施工で重要なのは下地処理になり、工程も多くなっています。
1まず最初に、現車確認
可能な場合はお客さんと一緒に車の状態や色にあったオススメのポリマーや値段などについて打ち合わせを行い、ポリマーの磨き上げで綺麗におとせる小キズや、ポリマーでの磨きでは残ってしまう傷などを確認しておきます。

2作業内容を確認後、洗車をします
この際も一般的なガソリンスタンドでやるような洗車ではなく、鉄粉や水垢も手作業でしっかり落とし、普段洗車ではあまり磨かないようなところまで細かく洗車します。

3洗車だけでは落ちきらない水垢や汚れもありますので、洗車後に再度車の状態をチェックします
この際にガラス系ポリマーはより細かく、残っている水垢や汚れを把握しておく必要性がありますので時間をかけてしっかりチェックします。

4その後、ブレーキダストや、古いWAXを手作業で綺麗に落とし、さらに水垢や隙間に入り込んだ汚れも落とします。
ここまでを手作業で行ったあとに、ポリッシャーなどの機械を使い、汚れを落とし、小さい傷などを磨き落とし、ボディー全体を綺麗に磨きあげます。
高い料金を取る本格的なポリマーはこの工程に丸1日から2日かけてやるケースもあります。

5磨き上げが終わったら、それまでの作業で付着した油分などの脱脂作業(再度拭き上げ)などを行い、窓の淵などにマスキング作業をします。
マスキング作業はガラス系ポリマーは特に液剤が飛び散りやすいので必要性が高くなります。低料金・スピード重視で施工している業者の中には、マスキングを簡略化したり省略することで作業料金・時間を調整しています。
ここまでが下地処理となります。


6下地処理が終わったら、ポリマーの塗りこみ作業をして終了となります。
ガラスポリマーの場合、2回ほど繰り返して塗るというのが一般的となっています。
7最後に再度確認
補修が必要であれば行い乾燥をさせれポリマーの施工は終了となります。
樹脂系ですと作業後に補修するのも容易ですが、ガラス系コーティングは施工後に部分的に補修するのが難しく、通常の作業をより確実に行う必要性があります。