車のコーティング|ポリマー加工の種類と特徴
- ポリマーコーティングには大きく分けて樹脂系とガラス系、
- 及び撥水性と親水性などの種類があります。
- オススメはガラス系の親水性ですが、それぞれ強み・弱みがありますので
- 予算や重視したい点を特徴も踏まえて検討するとよいでしょう。
ポリマー加工の種類と特徴
ポリマー加工の種類については、ひとえにポリマーといってもたくさんの種類があります。

ポリマ-の種類というのは、化学合成物質の組み合わせの種類になりますのでとても多くの種類があるのですが、車のコーティングに使用されているポリマーは大きく分けて、
- 樹脂系ポリマー
- ガラスポリマー
の二つの種類があります。
中にはこの二つを組み合わせたようなものや、ワックス系の成分と組み合わせたようなものなどもあります。
主に樹脂系のポリマーの事を普通にポリマーと呼び、
ガラス繊維系の事をガラスポリマーやクリスタルコーティングなどと呼ばれている事が多いです。
更に、その成分の内容によって、
- コロコロと水をはじく撥水性
- 水を薄く広げて流れ落とす親水性
があります。
通常のポリマーか、ガラスポリマーか?
通常の樹脂ポリマーよりガラスポリマーの方が車の光沢や輝きは出やすく、耐久性も強いのですが、施工の技術力も必要で樹脂ポリマーより相場は高価となっております。
またガラスポリマーにはガラス繊維系とシリカ系があり、3年~5年と長い期間の耐久性があるものはシリカ系ポリマーを使用していることが多いです。
それに対して樹脂系ポリマーはコーティングの厚みがあり、ガラス系に比べて安価にポリマーコーティングができるという特徴があります。
その効果は半年から1年前後のものが多くなっています。
撥水性か親水性か?
撥水性と親水性については、好みもありますが、ポリマーが出た当初は撥水性の方が、コーティングがかかり具合をより実感できたり、ワックスよりもワンランク上の水弾きに人気が出ていましたが、最近では、撥水性で水をはじくと、水垢になりやすいというのと、太陽の光を水玉がガラスの効果で強めてしまいボディーに悪影響を与えるというリスクが浸透し、親水性の方が人気が高くなってきております。

撥水性の方が汚れなどもはじくので、洗車をしなくても汚れにくいなどのメリットもあり撥水性を否定するわけではありませんが、親水性を推奨している所が多いのも現状となっております。
大きく分けると、ポリマーは
■通常のポリマーか、ガラスポリマーか?
■撥水性か親水性か?
で選択していくというのが一番わかりやすい形となっております。